精神病(うつ・不安・適応・パニック・双極性・統合失調症)で休職や退職する。
退職後の傷病手当金や雇用保険、障害厚生年金について知りたい。
そんな社会保険、労働保険の手続きと再就職方法について書いた。
結論、退職前から傷病手当金・雇用保険・年金について考えとく必要あり。

私は休職後に退職した。その後、傷病手当金と雇用保険を受給した。今後、障害厚生年金を申請する。

職場の人間関係や業務量によって心労が絶えない…。もうこの会社で働くのは無理。どうやって退職すればいい?
うつ病退職から再就職まで!休職から退職への流れ。
休職後に退職するなら有給を全部使っておこう。休職すると労働の義務がなくなるので、有給を使えない。どうせ退職するんだから全部使おう。
特に傷病手当金の受給時、連続で3日間休む必要がある。この3日間は傷病手当金の支給はないので、有給を使うべき。傷病手当金は4日目から支給される。
休職期間が満了したら自動退職になる場合が多い。事前に就業規則で休職期間と満了後にどうなるのか確認しよう。休職については下の記事に書いた。
- 休職中の過ごし方10選!休職期間に資格取得や転職活動をする。
- 精神病(うつ・不安障害)の休職と退職手続き、社会復帰方法。
- 休職中に取るべき資格を紹介!うつ病・妊娠中に勉強して試験合格。
- 休職中の資格取得はどれにする?勉強してスキルアップする方法。
- 無職休職中はお金の勉強で老後に備える!女性の無料マネーセミナー。
- 無職休職中に太ったら?デブになる前にダイエットで体重減少させる。
これらの記事をいつでも読めるようブックマークしておこう。
うつ病退職から再就職まで!退職届と任意継続被保険者。
休職期間の満了で退職する場合は退職届を書く必要はない。退職時に健康保険証を返却し、離職票と源泉徴収票を受け取ろう。後日郵送の場合もある。
健康保険証は退職日までしか使えないので要注意。会社から任意継続被保険者にするか?と聞かれても任意継続にしない方が今後のため。
そして、傷病手当金の受給時は退職日に出勤してはいけない。最終日だからと会社に行かないようにしよう。傷病手当金が出なくなる。
うつ病退職から再就職まで!国民健康保険・国民年金・雇用保険。
退職後は国民健康保険と国民年金の手続きをする。国民年金の支払いに困窮するなら免除申請しよう。国民年金の免除は離職票のコピーが必要だ。
国民健康保険と国民年金については下の記事に書いた。
- 健康保険料税を減額し、国民年金を全額免除する方法!うつ病退職後。
- 国民健康保険を3割から1割負担にした!自立支援医療の申請(精神通院)
- 住民税と国民健康保険が高額で払えない!無職は減額免除できるか?
- 住民税と国民健康保険税を払ってポイントを貰う方法!現金払いは損。
6月になると国民健康保険と住民税の納付書が届く。あらかじめ支払いの準備をしておこう。私の場合は年額30万円を請求された。
自立支援医療制度と精神障害者保健福祉手帳。
自立支援医療制度は心療内科や薬局の支出を減らせる。収入によるが、1割負担にできる。(指定医療機関が対象)
自立支援医療は早めにやっておくべき。じゃないと、ずっと3割負担で払い続けることになる。申請後も結果が出るまで2ヶ月前後必要。
また、初診日から6ヶ月経過したら「精神障害者保健福祉手帳」を申請できる。診断書の料金は自立支援医療3千円、精神障害者保健福祉手帳6千円だった。

精神障害者保健福祉手帳についてはこちら「精神障害者手帳を申請!診断書で認定されるか?所得税27万円控除」

自立支援医療制度と精神障害者保健福祉手帳の申請を同時にした方が1回で手続き出来るし、診断書の出費を減らせる。
うつ病退職から再就職まで!傷病手当金から雇用保険への切り替え。
雇用保険は退職後、30日以上働けない状態だと4年間延長できる。あらかじめ診断書をハローワークに提出して手続きする。
傷病手当金は最長1年6ヶ月まで受給できる。支給が終わったら雇用保険の出番。就労(就職)可否申請書を提出して雇用保険の受給を開始する。
就労(就職)可否申請書は20時間以上働けるか、精神科医が判断(記入)する。雇用保険は働ける状態の人が受給する。

その他、雇用保険についてはこちら「雇用保険を最大限もらう方法!職業訓練や教育訓練給付でボロ儲け?」

退職後に30日以上働けない証明(診断書)を持ってハローワークに行く。すると雇用保険の受給期間を最長4年まで伸ばせる。
傷病手当金と雇用保険(就職困難者)で2年6ヶ月受給?
精神病(うつ・不安・適応・パニック・双極性・統合失調症)が原因で退職したり、精神障害者保健福祉手帳があると就職困難者になる場合がある。
就職困難者で1年以上の雇用保険加入期間があると45歳未満で300日、45歳以上だと360日の給付日数になる。
就職困難者に該当するかはハローワーク(公共職業安定所)の判断になる。傷病手当金の支給が終わったら雇用保険を受給できる。

傷病手当金で1年6ヶ月に雇用保険(就職困難者)で300日か360日を追加できる。45歳以上なら最長2年6ヶ月。

傷病手当金から雇用保険に切り替えるんだね!精神障害者保健福祉手帳があったら就職困難者になれるかな?
うつ病退職から再就職まで!傷病手当金と障害厚生年金。
傷病手当金の支給(1年6ヶ月)が終わったら障害厚生年金を申請できる。具体的な申請要件は以下の通り。
- 厚生年金保険の加入中に初診日がある
- 障害認定日に障害等級に該当する
- 国民年金の納付要件を満たしている
ようするに会社員の時に心療内科に行っている。そして、国民年金の保険料をしっかり払ってる。これが条件。(国民年金の全額免除期間は不問)
障害厚生年金と精神障害者保健福祉手帳の障害等級は全くの別もの。手帳が2級だから障害厚生年金も2級って考えにはならない。
また、障害厚生年金と傷病手当金は併給できない。元々、傷病手当金の支給が終わってから障害厚生年金を受給する意味合いがあるからだ。
なので、傷病手当金で1年6ヶ月の支給が終わったら雇用保険と障害厚生年金の申請が可能となる。雇用保険と障害厚生年金の併給は可能。
障害厚生年金の申請結果が出るまで3ヶ月前後かかるので、その間は雇用保険を受給したい。ただ、医師に診断書を書いてもらえるかが問題。

障害厚生年金は1級から3級まである。これに対し、障害基礎年金(国民年金)は1級と2級しかない。

雇用保険は働ける人に支給される。障害厚生年金は働けない人に支給される(可能性が高い)細かいことは考えないようにしよう。
うつ病退職から再就職まで!精神障害者の就労移行支援サービス。
ここまで傷病手当金・雇用保険・障害厚生年金について書いた。
だが、それらを全て(全期間)受給する人ばかりじゃないし、審査落ちする場合もある。
そんな時は仕事をして生活費を稼ぐしかない。(もちろん、働ける状態ならだが)
精神障害者保健福祉手帳があればハローワークで障害者向けの求人を探せる。
また、就労移行支援サービスの事業者を利用して仕事を見つける方法もある。
就労移行支援サービスは簡単に言うと研修を受けて再就職する方法。
就労移行支援サービスは所得によって利用料が決まるが、多くの人が無料で利用できている。
事業者は全国的にあるので、利用すべき。精神障害者が働くならウェルビーが良い。
「障害厚生年金2級の更新結果!必要書類提出後の審査期間と落ちる確率」の記事に続く。

就労移行支援サービスについてはこちら「精神障害者は働けない?正社員求人を探せる就労支援サイト5選!」

私は近所のウェルビーに資料請求するよ。
健康保険(傷病手当金)雇用保険・障害厚生年金の記事。
- 精神障害者手帳を申請!診断書で認定されるか?所得税27万円控除。
- うつ病で障害厚生年金3級になる?社労士か年金事務所に相談しよう!
- 精神病(ADHD・HSP)は仕事が続かない?適職診断で転職(天職)する方法。
- 傷病手当金終了後の雇用保険・障害厚生年金・国民健康保険の手続き。
- うつ病で就職困難者になれる?障害者手帳で雇用保険360日の給付。
- 障害厚生年金2級の請求結果!上乗せ年金生活者支援給付金とは?
- 精神障害者枠の求人は?給料安くて生活できない?仕事内容と体験談。
- 障害厚生年金と雇用保険を併給した結果!2級の金額で生活できるか?
- 雇用保険の受給期間が終了!職業訓練か障害者枠で仕事探し(アルバイト)
- 健康保険・雇用保険・障害厚生年金で1570日の給付をもらう方法。
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