社会保険労務士事務所に勤務してると日々、いろんな相談が舞い込む。たまにあるのが、従業員の無断欠席への対応。
前日まで出勤してた従業員が翌日から出勤しなくなる現象。何の連絡もなく来なくなるので、会社としては困惑する。この場合の対処は3つ考えられる。
1つは即日解雇2つ目は就業規則にのっとった解雇3つ目はあらゆる手段を使って連絡を取る事。ここで取るべき行動は従業員と連絡を取る事。軽率に解雇すると痛い目を見る。

無断欠勤でも解雇しない。
従業員を解雇すると解雇された事に不満が出る。その従業員は労働基準監督署に行って事態が悪化する。
労基署に行くのは良い方で、労働組合や社会保険労務士事務所に行かれると解決が難しくなる。無断欠勤の従業員には連絡を取り続けるのが大事。
電話・メール・LINEと知り得る連絡手段を使う。毎日連絡してその都度、記録しておく。何月何日何時に連絡したと残しておく。会社としては連絡を取り続けたと言う証拠になる。

無断欠勤の従業員に連絡し続けた結果。
このように電話やメールで連絡し続けたが全く反応がなかった。なので、従業員の自宅を訪ねたところ、従業員と話す事ができた実例がある。
その時は従業員の体調不良と言う事でおさまった。従業員宅への訪問は会社の経営陣でなくても中の良い友達でもいい。
てか、無断欠勤するような状況で、会社の上司が来たらさぞ驚くだろう。それに気のしれた友人が来たほうが安心だし、無断欠勤の理由を話しやすい。

従業員の無断欠勤まとめ。
あらゆる手段を使って無断欠勤者と連絡が付いた。最終的に社長が従業員宅を訪問して話し合った。結果、これまで通り会社に勤務する事となった。
従業員の無断欠勤は1週間続いたが、連絡を取り続けたのが良かった。無断欠勤するような従業員には罰を与えたくなるだろう。
だが、従業員を大切に扱わないと労働基準監督署・労働組合・社会保険労務士のどれかに行ってしまう。そうでなくても会社の対応って他の従業員達が見てるものだ。
真面目に働いてる従業員達から労働者を大事にしない会社と思われたら大きな痛手。例え無断欠勤者であっても丁寧に対応しよう。あらゆる手段で連絡し、その都度記録する事!


関連記事「春の仕事探しは派遣社員から!短期間で大金を稼ぐ派遣会社選び」
コメント