コールセンターで派遣社員として働いていたが、5月末で期間満了となった。たった1ヶ月半の勤務だったが、精神疲労が半端ない。
コールセンターは精神病になりかねないから短期勤務に限る。そのコールセンター勤務中に何度か休みを得て就職・転職活動をしていた。
そろそろ正社員にならないと、どんな仕事でも就くことができなくなる。一生涯フリーターってのは不可能だからな。アルバイトってのは2ヶ月とか3ヶ月ごとの契約。

アルバイト・契約社員・派遣社員じゃなくて正社員。
だから若い時はいいが、年齢が高くなると契約満了となり、次の仕事を探しても採用されない悪循環に陥る。正社員を目指してもそう簡単にはなれない。
なのでアルバイトでもいいから仕事を探しても事にした。接客販売の仕事を長年して来た。だが、それだとどんなに売上に貢献してもその会社を出てしまうと何も残らない。
自分の経験になる仕事をしたい。って事で料理人を目指す事にした。料理の技術を覚えれば他の店でも使える。

調理師になって正社員目指す。
なんたってレストランはいくらでもあるからな。勤務時間によっては調理師の資格を得る事ができる。普段から全く料理をしないが、興味本位でアルバイトに応募した。
面接に行ってホールとキッチンどちらを希望するか聴かれたので、キッチン希望と伝える。未経験なので、採用は難しいと思っていたが、1週間ほどで採用連絡が届いた。よしよしまずは採用にならなければどうにもならないからな。
オープン前の交流会?
そんでもって入社オリエンテーションに行って来た。なんと9割以上が大学生だ。300人の応募があって採用されたのは52人。6分の1の確率って大阪マラソンに当選するより難しいな。
今回はレストランのオープニングスタッフとして採用されたので、研修期間が2週間ある。飲食店ってどんな感じでオープンするのか興味あるし、収入を得ながら料理を覚えられるのは嬉しい。
どうやら麺作りの担当になるようだ。自分の為に経験積むぞ!

飲食店オープニングスタッフとして働くも、休憩時間がなくて退職。
未経験から飲食店で調理師を目指して開店研修を受けた。4・5回研修に行ったが、店が狭すぎる。人1人通るのがやっとなのだ。コンビニエンスストアの半分しか厨房スペースがないのだ。
頭上には注文のレシートが出て来る機会があって。頭をぶつけるし、周辺には熱湯が湧き続けるので、正にデンジャーゾーン(危険地帯)だ。
未経験でレストランにアルバイト採用されたのはいいが、これではやる気半減。こんな狭くて働きにくい店舗では効率が悪すぎる。労災になりかねない危険地帯が多くてこの会社では長く働けないな・・と思わせる。

飲食店の開店研修で盛岡冷麺を作成。
小麦粉だか片栗粉だか知らんが、これに重曹と塩を加えて熱湯投入。これを素手でこねる訳だが、熱湯だけに熱くて触れない。若干、温度が下がったのを見計らって手でこね始める。
それでも熱いのだが、こね続けるとだんだん固まってくる。まるで粘土のようだ。これに専用の機械を通すとトコロテンのように麺が出てくる。これを冷水で冷やすと透明感のある麺ができる。


希望通りに休めないなら退職。
ゴムのような歯応えでそう簡単に切れない。これを器に盛ってゆで卵・スイカ・チャーシュー・キムチ・胡瓜をトッピングして完成。初めて冷麺を食べたが、中々の味だ。
2016年7月1日に冷麺店が開店。開店当日は客が殺到して忙しいから休みにしてくれと管理者に言ってたんだが、見事に無視。結局開店日からの出勤となった。予め伝えていたシフト希望が通らないとは更に勤務意欲減退。
東京スカイツリーにも店舗がある人気店。
開店の状況確認の為、行ってやるか。店内は客だらけで行列ができている。どのレストランも例外なく長蛇の列。飲食店でこれだけ人が並ぶのは初めて見た。これから相当大変な仕事が始まるだろう。
そして勤務開始。勤務中に着る制服がデザイン性と耐火性を重視してあるが、生地が厚すぎて暑いのだ。動きづらいから着ていて違和感がある。

キッチンでは切り傷・火傷等の怪我に注意。
開店当日に洗い場を担当したが、次々と洗い物が来ててんてこ舞い。洗わないと器が足りなくなるからな。それなりに対処せねば。たまに肉を焼いた鉄板が来るのだが、迂闊に触ると火傷する。
この火傷にはこの店で働く上で散々悩まされた。このままこの店で働いたら、やがて重大な労働者災害になるんではないかと思う。店が狭くて従業員の事が全く考えられてない店だから無理もない。

オープン当日に働いてはいけない。
パートタイマーとは言え開店日当日の仕事は激務だった。レストランがオープンする所を直に見れたのは良いが、この店でアルバイトするのは副業としてだからな。
シフトも思い通り組めないし、危険も多いので怪我をする前に退職する事にした。本職である正社員勤務で料理人目指して頑張るぜ!「道は開ける」ものだ。

アルバイト給料が未払いだったので対処方法を調べて会社に請求。
7月25日、この日は給料日の会社が多いだろう。この日に働いた分の給料を受取るべく銀行ATMに向かった。通帳を確認して驚いていた!
なんと給料が振り込まれてない。こんな事が現実に起きるとは思わなかったので、唖然とした。その日は憂鬱になりながらも別の会社での勤務を乗り越えた。

給料日に賃金が支払われない。
アルバイトで勤務していた盛岡冷麺の某会社が給料日に賃金を支払わない。通常、労働契約書は2通あって会社と労働者で1枚づつ持つ。
だが、この会社は労働契約書の控えをよこさない。今思えばコピーしておくべきだったが当時、給料が支払われないとは思いもしないからな。ネット上で検索してみるも結局、労働者自身で請求するしか無い。
労働契約書がないのはかなり不利だ。昔はタイムカードの企業が多かったが、最近は店舗のレジで勤怠管理したり、パソコンから出退勤を登録したりと労働者側に記録が残らない。
労働基準監督署に行っても証拠が揃ってないから動かないだろうな…。内容証明郵便で郵送するのも手間暇かかるからな。
それにしても研修での賃金と店舗オープン後の労働で5万円にはなるから金額が大きい。アルバイトで5万は結構な金額だ。

会社の総務担当に賃金を請求した。
労働契約書もタイムカードもなくてかなり不利な状況だが、直接会社の総務担当に賃金を請求した。
そうしたら銀行振込申請がでてないとか連絡が取れないとかありえない事を行って来た。銀行振込申請は勤務初日に提出済みである。
そもそも会社から連絡は全く来ていない。賃金支払が保留になっていると言ってたが、それは労働した賃金が発生していると言う事だ。
早急に給料を振り込んでもらえるよう依頼した。しかし、実際に給料を振り込んでくれるかは微妙だ。その日の夕方勤務先店長から電話が来た。
今後のシフトを決めたいとの事だが、給料については何も言わなかった。給料を払わない会社で働くわけ無いだろ!と思いつつ穏便に対応した。
賃金請求後、振り込みを待つしかないのか!?
賃金の支払いは期待できないが、数日様子を見てそれでも振り込みがなければ労働基準監督署に行こうと思うそれでも解決は難しいだろうが何もしないよりましだ。
それにしてもあれだけ新店舗のオープニングで休憩なしの空腹状態で遮二無二働いて火傷までさせられたのに給料が支払われないとは酷な話だ。
この記事を読んでる方は万が一の為、労働契約書をコピーしておく事を推奨する。
「後日談」アルバイトの給料を請求した結果。
結果として6月に働いた分は銀行口座に振り込まれた。7月分は8月支給だからまだわからん。やはり直接総務担当に給料支払いを請求したのが良かった。
店長なんて会社の金を動かす力は無いからな。それにしても本当に給料を支払わない会社ってあるんだな。
労働契約書の控えをよこさない会社だったので、不審に思っていたが、「まさか!」って感じだ。
以前、社会保険労務士事務所で2日間アルバイトして給料が支払われなかった事があって賃金を請求したら逆ギレされた。
2日間の給料と請求する為の時間や労力を考えると精神的に疲れるので、この時はアルバイト代受領を断念した。てか社会保険労務士事務所が給料払わないって終わってるよな。ちなみに賃金請求権は2年間だ。
追記。給料未払い請求後日談。
この文章は後日追加したものである。前途したように6月の労働した賃金は7月に振り込まれた。
だが、7月に働いた分の支給時期が近づくと「給料を差し止める」と書いてある文書が届いた。会社に給料を差し止める権利があるわけない。
会社の就業規則や労働契約よりも「労働基準法」が優先されるから賃金は毎月1回以上、一定期間ごとに払わなければならない。
社会保険労務士試験前に散々勉強したからな。だが、法的に戦うのは得策ではない。労働基準監督署に行ったりするだけでも時間と精神的負担が大きくなる。
下手すれば働いた給料よりも請求する時間を消費してしまう。これでは給料が出ても結果的に赤字だ。あくまで給料を払って貰えれば良いのだ。

なので、会社に連絡して給料を再度請求。ここは冷静にそして穏便に済ませるのだ。

会社の総務担当者と交渉の結果。
結果、会社側は給料の支払いを承諾した。てか会社に給料を止める権利はないんだが、支払われるなら一安心。
給料日に通帳を確認すると実際に給料の振り込みがされていた。これで6月と7月の労働した賃金を得る事ができた。
もうこの会社で働く事はないが、同じ状態になっている人は会社と直接やりとりするだけでなく、労働基準監督官や社会保険労務士の助言を聴くのもありかな。
(私自身が社会保険労務士有資格者だがな)内容証明を送付する時、行政書士の名前があれば重みも伝わるし、弁護士なら(簡易・少額)裁判を含めて対処してくれる。
最後に労働契約書やシフト表などの証明になる物は手元に残しておくことが重要!

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