社会保険労務士とは労働保険(労災・雇用保険)社会保険(年金・健康保険)の専門家。
国家試験に合格すれば独立開業できる。
だが、実務未経験なら開業しても仕事の仕方がわからない。(そもそも客が来ないけど)
開業登録に30万円払って、毎月7000円徴収される。それなのに仕事がないし、やり方がわからない。
なので、廃業するのは時間の問題。都道府県の社会保険労務士会に入っても誰も教えてくれない。
結論、社会保険労務士事務所で働くならMS-Japanとリクルートエージェントに登録しよう!無料で仕事を紹介してくれるから。
30代の転職活動は困難!社労士合格後(総務人事労務)に働く方法。
合格率6%前後の社労士試験に合格してもなんの役にも立たないゴミ死格となる。
独学なら最小限の費用で合格できるが、資格学校に通ってたら相当な金額になる。
もし、社労士試験を3回受験してたら60万円ほど失う事になる。
事務指定講習・開業登録後に事務所の備品を揃えたら100万円なんて軽く超える。
新人社会保険労務士の行政協力とは?
それなのに仕事がなくて時間を持て余す状況となる。社労士会に所属すれば「行政協力」できる。
1日の単発案件から1年間の期間まで内容は様々。行政協力と言ってもアルバイトや契約社員と変わらない。
社労士の仕事だから報酬は高めだが、そう長くは続けられない。
行政協力については「開業社会保険労務士の行政協力とは?参加要件・相談場所・謝礼金」に書いた。
新人社会保険労務士の仕事探し(就転職)
資格学校の講師もあるが、求人はかなり少ないから採用されるのは困難。
資格学校に限らず、社会保険労務士試験に合格しただけで正社員採用する企業はない。日本は資格より実務経験を優先する国。
難関資格を取得しても現実は何も変わらない。莫大な時間と費用を掛けて合格しても登録後も月会費が発生し続ける。
だが、完全に道が閉ざされてるわけじゃない。未経験者でも社労士資格者を採用する事務所や企業はある。
私も実務未経験から社会保険労務士になった。その方法は下の記事を読んでくれ。
社会保険労務士の独立開業。
「実務未経験で独立可能か?社労士試験合格後にいきなり開業すると」に書いたが、合格後にいきなり開業しても仕事ができない。(やり方がわからない)
仕事は調べてこなすと言えば良い表現だが、それは無理。企業の社長を目の前にして調べる余裕はない。
社長からの質問にある程度、答えられなければ信用されない。開業した事務所に客から質問が来ても同様。
電話であってもある程度の質問に回答できなければ仕事を獲得できない。実務無経験での開業は苦難の道のりとなる。
社会保険労務士として成功するには人脈が必要。
士業は社労士の他に税理士や司法書士がいる。これらの他士業と協力できれば実務未経験でも仕事を学ぶ機会は増える。
しかも報酬も手に入る。なので、どんな士業でも身近にいたら協力したい。
あとは友達が会社を経営してるとかだと依頼されるかも知れない。知人の企業の総務担当として雇ってもらえるかも知れない。
なので、多くの人達と交流して気づき上げた人脈があるならそれを利用すべき。
実務未経験で人脈もない社会保険労務士の打開策。
実務未経験で人脈がないのは最悪。私もそうだが、社会保険労務士資格なんて合格しても無駄と思った。
それでも成功への道のりを探すなら方法はある。ハローワークの求人とネットでのエージェント(MS-Japan)を活用するのだ。
社会保険労務士の求人はかなり少なく、見つけるのも難しい。正社員での採用なら夢のまた夢。
それでも僅かな可能性を信じて行動するしかない。
ハローワークなら無料で求人を出せるし、給付(トライアル雇用助成金)を受けるのを前提に募集してる事があるから意外と使える。
実務未経験ならインターネット求人を利用。
また、リクナビNEXT やリクルートエージェントに登録して応募の可能性を増やしておくのだ。
求人数が少ない社会保険労務士だからこそ少しでも応募できる企業は多い方が良い。
登録は簡単で3分で終了。もちろん無料だ。登録後は希望に近い仕事を紹介してくれるし、リクルートなら安心して活用できる。
社会保険労務士事務所で働くならMS-Japanとリクルートエージェントに登録しよう!
社労士試験に合格するならこちら「社会保険労務士の試験対策!オンラインの通信教育講座で合格する」
「ファイナンシャルプランナー2級3級試験のeラーニングスクール5選!」の記事も読んでね!
実務未経験の社会保険労務士はどうすれば良いのか?
まず、実務未経験なら社会保険労務士試験に合格しても活用できない。なので、勉強時間を他の事に使った方が良い。
それでも社会保険労務士になりたいなら行動あるのみ。
まずは社会保険労務士事務所(法人)で働きたいのか、企業の総務(人事労務)で働きたいのかを決めよう。
どちらにするかで仕事内容も変わる。社会保険労務士事務所なら顧客からの手続きと相談役となる。
企業の総務ならその会社の手続きをこなすだけ。独立開業しないなら企業の総務に就くべき。
社労士関連士業で働くのも良い。
企業に正社員で働くのも独立開業するのも良い。関連士業に勤務するのもお勧め!
弁護士・公認会計士・税理士・司法書士・行政書士の事務所で働くのだ。
MS-Japanやリクルートエージェントを活用すれば求人を見つけやすい。
少しでも社労士に関連する仕事をしてれば将来役に立つ。
勤務社会保険労務士登録は最悪(金を捨てるだけ)
社労士とは無関係の仕事をしてるからって勤務登録するのは最悪。勤務登録はただ金を捨てる行為。
勤務登録費用20万円と月会費5000円はかなりの高額。特に月会費は1年間で6万円(都道府県で異なる)
なのに毎月「月刊社労士」と言う何の役にも立たない雑誌が送付されるだけ。しかも毎月、ほぼ同じ内容。
これならネットで検索した方が有意義だ。地方の社労士会では研修会なんて1年間に1回か2回しかない。
社会保険労務士で開業しないなら資格を取る必要はない。
研修を受けても実務には役立たない。先輩との交流目的に参加しても無駄。
せっかく習得した技術をどこの誰だかわからない新人に教えるわけがない。勤務登録して社会保険労務士と名のれるだけ。
しかも世の中の大半は社会保険労務士の存在を知らない。知っててもどんな仕事をするのかわからない。
名刺に社会保険労務士って入れても何それ?って言われるだけ。
実務未経験でも成功したいならネット求人をフル活用。
これまで書いたように実務未経験で社会保険労務士として生きていくのは試験に合格するより難しい。
めぼしい求人があったら全部応募するぐらいの気持ちが必要。社労士の合格者は30代が多いが、35歳以上なら真剣に考える必要あり。
そんな困難な状況でも社会保険労務士の仕事をしたいならMS-Japanやリクルートエージェントに登録して求人を幅広く探そう。
将来的に開業するにせよ企業で正社員になるにも関連する仕事に就くこと。
社労士資格を無駄にしたくなければ積極的に仕事を探すべき。仕事探しはMS-Japanとリクルートエージェントがお勧め!
その他、社会保険労務士の求人については下の記事を読もう。
社労士合格を目指すなら「社会保険労務士の試験対策!オンラインの通信教育講座で合格する」を読んでおこう。
次の記事「社労士試験合格後、事務所に就転職する方法!勤務登録や独立開業も」に続く。
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社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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