社会保険労務士の試験1ヶ月前となった。実はこの時点で合格できるかどうかはほぼ決まっている。
社労士試験は基本的に1年間学習して、試験当日を迎える。
既に11ヶ月消費してる訳で、これまでの勉強量が今の得点力となっている。まずは現在の状況(得点力)を確認しよう。
社会保険労務士直前対策!模擬試験と法改正で合否が分かれる。
社会保険労務士試験の1ヶ月前に合格ラインにいなければ試験当日は不合格になる。
社労士試験にとって残り1ヶ月はこれまで外した問題をひたすら解く時期。
資格学校では5月から7月に模擬試験が行われる。この次期に模擬試験をいくつ受けただろうか?
1回では論外、3回は受けるべき。独学でも各資格学校の模擬試験は受けられる。
社会保険労務士直前対策!試験1ヶ月前にやるべき事と当日の動き。
模擬試験を複数受けたなら、問題を復習しただろうか?得点できなかった問題を解けるようにするのは極めて重要。
例えば模擬試験を3度受けたとする。当然、当たらなかった問題が複数ある。
この当たらなかった問題を全て集めた問題集を作成するのだ。
これを全問正解できるまで繰り返し解く。試験1ヶ月前はテキストや問題集よりも実践的な学習が必要。
模擬試験を複数受けるのと、全問正解するまで解くのが大事。
社会保険労務士試験合格への道のり。
冒頭にも書いたが、試験1ヶ月前に合格できるかどうかはほぼ決まっている。この次期にどれだけ成長してないといけないか?
それは選択式も択一式も合格基準を満たしてる状態だ。本試験を10回受けたら10回合格する水準。
選択式はともかく、択一式は勉強すればするだけ点数が取れる。
択一式で40点取れないのは勉強不足か、そもそも勉強の方向性が違っていたか。
試験1ヶ月前に合格基準を満たしてないのはかなり厳しい状況。打開策は以下の通り。
社会保険労務士本試験問題を2回解く。
合格基準を満たしても満たさなくても試験まであと1ヶ月。模擬試験の学習が終わったらいよいよ本試験対策。
本試験は午前中に選択式・午後から択一式がある。これを本試験と同じ形式で解くのだ。時間を計測し、選択式と択一式を解く。
社労士試験はこれまで50回以上開催してる。せめて過去10年は徹底的に解いておきたい。これも間違えた問題を集めて問題集を作成。
全問正解できるよう繰り返し解く。本試験と同じ形式で1日に2回やれば本番での時間配分も学べ、実力も向上する。
社会保険労務士試験当日までの準備と会場までのアクセス。
試験前日までに筆記用具を準備。
試験会場でも鉛筆・シャープペンシル・消しゴムは販売されてるが、時間と心の余裕がなくなるので準備すべき。
そして、使い慣れたテキストと問題集を持参したくなるだろうが、試験前に見てる時間はほとんどない。
それよりも試験会場に慣れる事が大事。初めての試験だと大勢の受験生を目の当たりにして緊張する。
緊張しすぎると力を発揮できないので、力を抜いてリラックスしたい。
それと、携帯電話(スマートフォン)の電源を切るかサイレントモードにしておこう。
社会保険労務士本試験開始(試験当日の行動)
社会保険労務士試験に合格するかは選択式に掛かっている。(択一式は勉強してれば突破できる)
見たこともない文章に同じような単語。動揺するかも知れないが、みんな同じ問題を解いている。前後の文章をよく読んで対処しよう。
時間配分も大事。選択式が終われば午後から択一式。
ここで大事なのは昼休みに選択式の答え合わせをしない事。ここで、合格基準(各3点)に到達しない事がわかると精神的ダメージが大きい。
択一式試験にも影響出るので、答え合わせをしてはいけない。
社会保険労務士本試験の合格発表までに勉強を開始した。
社会保険労務士試験は合格発表を待たなくても試験当日に合否がわかる。
各、資格学校が速報を発表するからだ。救済措置を期待しちゃいけない。
私の場合は不合格を確信し、試験当日から翌年の勉強を開始した。
社労士試験当日の帰路(バス・電車)で勉強していた。
これを2回(2年)繰り返し、3回目の受験で合格した。
社会保険労務士本試験の合格発表までに就職(転職)活動する。
実務未経験者は事務指定講習を受けるかどうかを決める。
事務指定講習については「社労士合格後の事務指定講習とは?独立開業の手続き登録方法を紹介」の記事に書いた。
社会保険労務士の開業登録についてはこちら「社労士試験合格から開業登録!真紅の社会保険労務士証票到着」
ただ、事務指定講習を受けようが受けまいが関係ない。未経験者は採用されないからな。
だから受験生時代に就職・転職活動すべき。じゃないと社労士試験合格が無駄になる。
社会保険労務士の受験生時代に転職エージェントに登録しろ!
もう1度書くが、未経験者だと就職(転職)活動しても採用てくれる企業はない。
都市部ならともかく、地方ならなおさら。
社会保険労務士は試験に合格するより、採用される方が難しい。
だから受験生時代にリクルートエージェントに登録して、就職(転職)活動しておく。
じゃないと就職(転職)活動が1年どころか3年とか5年になってしまう。
私も受験生時代に就職(転職)活動しておけば良かった。と後悔している。
リクルートエージェントは無料だし、求人数が豊富。登録すれば社労士事務所への道のりが開ける!(採用を勝ち取れる)
「社会保険労務士試験前日の過ごし方!合格への直前対策と解答速報」に続く。
社労士試験合格後の就職活動はこちら「社会保険労務士の求人募集がない?実務未経験者が事務所で働く方法」
社労士試験合格後の転職活動はこちら「社会保険労務士の求人探し5選!未経験者が正社員で就職する方法」
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社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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