名称独占とはその資格がないと名乗れない。
中小企業診断士やファイナンシャルプランナー技能士(AFP/CFP)と名刺に入れたり、
周囲に宣言するには試験に合格した上で所定の団体に登録する必要がある。
ただ、中小企業診断士とかファイナンシャルプランナーと名乗れないだけであり、その業務は行える。
つまり、資格がなくても経営コンサルタントとして活動できる。

この記事では名称独占と業務独占資格の違いを学ぶよ!
業務独占の国家資格は士業に多い。
業務独占とはその資格がないとその業務を行えない仕事。
弁護士はもちろん、弁理士や土地家屋調査士は資格を保持し、所定の団体に登録する必要がある。
弁護士・公認会計士・税理士・社会保険労務士・司法書士・弁理士・海事代理士・行政書士の8士業は全て独占業務だ。
海事代理士と行政書士以外は難関資格で取得が難しい。

行政書士についてはこちら「行政書士は合格後も就転職できない資格!独立開業も金を捨てるだけ」

社労士合格を目指すなら「社会保険労務士の試験対策!オンラインの通信教育講座で合格する」を読んでおこう。

名称独占と業務独占資格の共通点。
- 名称独占も業務独占もその専門職の名を名乗れる。
他人にその道の専門職であると名乗り、名刺を渡す事ができる。
名称独占は資格がなくてもできる仕事だが、資格があれば信用が高くなる。
例えば経営コンサルタントと名乗るより、中小企業診断士と名乗った方が信頼される。
自称コンサルタントより、国家資格のコンサルタントを信用するのは当然の事。

中小企業診断士についてはこちら「中小企業診断士は男性が9割の資格!名称独占の経営コンサルタント」

名称独占と業務独占の違い!難関の国家資格を取得すべきか?

ここで名称独占と業務独占についてまとめる。
- 名称独占は資格がなくてもその仕事ができる。
- 業務独占はその資格がないと仕事ができない。
名称独占の仕事はいつでも誰でもできる仕事。ただ、それで食えるかは別な話。
業務独占の仕事は資格が必要。高難度の国家資格なら独立開業も夢じゃない。
将来、独立開業して生活してくなら業務独占の資格を取得したい。独立開業を考えるなら業務独占の国家資格を取得すべき。

税理士についてはこちら「税理士は女性向きの資格?短期間で国家資格に合格する方法と仕事内容」

司法書士についてはこちら「司法書士合格に1800時間の勉強?不動産登記と債務整理の独占業務」

名称独占資格で生活するのは困難。業務独占資格は取得するのが困難。
名称独占のような誰でもできる仕事はそれだけ競争が激しい。
だが、業務独占なら資格者のみができる仕事だから多少は仕事の範囲が守られた状態となる。
現代は大企業の正社員でさえ安泰ではない時代。一国一城の主として独立開業するのも魅力。
業務独占の資格なら8士業から選びたい。

「受験資格のない国家資格6選!通信教育で誰でも合格、転職有利」の記事に続く。

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