士業資格は色々あるけど、私はどれを受験しようかな?と思ってる人必見の記事。士業資格は取得が難しい高難度の資格。
試験は難しいだけあって、合格すれば稼いでいける可能性も高い。
士業資格と言えば弁護士・司法書士・弁理士・税理士・社会保険労務士・海事代理士・行政書士・土地家屋調査士の8つ。
これに公認会計士や中小企業診断士、不動産鑑定士が加わる事もある。
最高の難易度の司法試験を突破せよ!弁護士資格。
誰もが知ってる弁護士の仕事。あらゆる法律に精通して、相談者の力になる。
できれば弁護士と関わらずに日常生活を遅れれば平和だと思える。
しかし、数億人の人々が暮らす地球では何が起こるかわからない。トラブルが発生したらまずは弁護士に相談、依頼するのが一般的。
弁護士は依頼者の為に相手方と交渉したり、裁判を起こしたりする。一般人だけでなく、大企業なんかは顧問弁護士としてトラブル時の相談役としている。
弁護士の知名度と試験難易度は資格として最高クラス。
独学では難しい司法書士と弁理士の試験難易度は?
司法書士は債務整理や少額訴訟で、金銭面のトラブルを解決する。
弁理士は新しい製品や仕組みができた時に特許を依頼者に変わって特許を取得する。
よく製品(商品)に特許出願中と書かれてるが、まさにこれ。特許を取得できればその製品の仕組を法律で守られる。
つまり、発明者が独占できるって事。司法書士の合格率3%、弁理士は5%と極めて少ない。
この難易度が高い資格を取得するには資格学校に通うのが合格への近道。
司法書士は1800時間の勉強、弁理士は3000時間の勉強が必要と言われる。
公認会計士と税理士の難易度は?簿記みたいな計算が仕事?
公認会計士の資格があれば税理士になれる。税理士資格があれば行政書士になれる。
そんな公認会計士の難易度(合格率)は10%前後。と言っても公認会計士は3次試験まである長丁場。
株式上場には公認会計士の会計監査が必要な為、大企業からの依頼が多い。年収は1000万円前後。
行政書士は税理士のおまけ資格と言われる。
あなたは難易度の高い士業資格で独立開業?税理士には科目合格がある。
税理士は定められた試験科目から5科目合格すれば税理士になれる。税理士になるのに10年かかるのも珍しくない。
税理士は1年に1科目ずつ合格すれば最短5年で取得できる。1科目あたりの合格率は10%。
ほとんどの企業や個人事業主が関与してる税理士は合格すれば安定した仕事を得られる。税理士は簿記1級があれば受験できる。
公認会計士は誰でも受験できる。
海事代理士は行政書士や宅建取引士と試験難易度が同じ?
知名度が低いのが海事代理士と社会保険労務士。海事代理士なんて資格あるの?
って人が大半だし、社労士って聞いたことあるけど、どんな仕事をするか知られてないのが実情。
海事代理士は海(船)に関する専門家。海での職場は船であり、漁師(従業員)が船で働く。
陸では司法書士が船を登記したり、社労士が従業員に関する手続きをする。それの海バージョンが海事代理士である。
陸の司法書士・社労士・行政書士に関する法律や手続きをする仕事。試験難易度は低く、合格率は50%前後。
海事代理士の合格率は高いけど、難易度は行政書士や宅建取引士とそんなに変わらない。
会保険労務士と中小企業診断士(経営コンサルタント)の難易度は?
社会保険労務士は従業員の入退社手続きを始め、年度更新や算定基礎届と言った書類を作成する。
企業の顧問社労士として労働問題に関する助言をする。中小企業診断士は企業の医者と言える。
企業の資金面や経営状態が悪化したら対策を講じる。医者は病人を診断するが、中小企業診断士は企業を診断する。
中小企業診断士は経営コンサルタントとして活動する事が多いものの、経営コンサルタントは資格がなくても誰でもなれる。
ちなみに中小企業診断士に独占業務はない。
30代からの資格取得はこちら「31歳女性が取得すべき資格とは?事務職(経理)に転職する方法」
土地家屋調査士と行政書士の試験難易度は?
土地家屋調査士は司法書士のように建物の登記に関する仕事をする。
土地家屋調査士は実際に土地を測量したり、家屋を調査する。土地の境界線に関わる重要な仕事だ(表題登記)
一方、司法書士は書面上の登記がメインなら土地家屋調査士は様々な場所に行って測量調査するから物理的によく動く仕事。
土地家屋調査士の合格率は9%。
土地家屋調査士は司法書士や行政書士とダブル・トリプルライセンスで活動する人が多い。
法律資格の登竜門、行政書士は最も難易度が低い?
この記事で紹介する10個目の資格が行政書士。
受験資格不要で誰でも受験できる。海事代理士はともかく、8士業の中で最も難易度が低い。
資格取得に関しては宅地建物取引士→行政書士→社会保険労務士と取得する人もいる。
社会保険労務士は受験資格が必要だから行政書士を取得するのだ。
行政書士は合格しても働く場所がないから実務経験も積めない。なので、行政書士だけで生活するのはかなり困難。
人脈があればそこから仕事を受け、実務経験を積むべき。
行政書士より簿記3級の方が使えるかも「簿記3級ネット試験対応のオンライン講座4選!WEB通信講座で対策」
難易度の高い士業資格で独立開業?それとも事務所求人探す?
どんな資格であれ合格しただけで生活できるかはまた別の話。
だが、士業資格は独立開業し、個人事業主と働く道があるのもまた事実。
難易度が高いだけに士業資格を活かせれば収入が増え、生活が楽になる。
一般的な資格は国家資格であっても独占業務はなかったりする。だが、これまで紹介した8士業には独占業務がある。
(弁護士・司法書士・弁理士・税理士・社会保険労務士・海事代理士・行政書士・土地家屋調査士)
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難易度の高い士業資格で独立開業?独占業務の士業で活躍。
中小企業診断士やファイナンシャルプランナーのように資格がなくてもできる仕事とは違い、資格がなければ仕事ができないのが独占業務。
資格を取得しただけで人生は変わらないが、どうしても士業資格で活躍したいなら少ないチャンスをものにする必要がある。
つまり、転職活動して関連業務で働くのだ。税理士なら企業の経理事務、社労士なら人事労務の部署。
このように士業には関連する仕事があるので、そこで実務経験を積むのだ。
社労士合格を目指すなら「社会保険労務士の試験対策!オンラインの通信教育講座で合格する」を読んでおこう。
FP資格取るならこちら「ファイナンシャルプランナー2級3級試験のeラーニングスクール5選!」
難易度の高い士業資格で独立開業?実務未経験で修行する。
修業時代の給料は少なくても実務経験を得る為、と思って勉学に励む。
ある程度の実務経験を積んだなら他の企業に転職するのも独立開業するのも良い。まずは転職サイトを使って仕事を探そう。
転職サイトは無料で登録でき、転職エージェントがあなたに合った仕事を探してくれる。
士業資格に特化した転職サイトMS-Japanは20代から40代の男女が数多く利用している。
士業の実務経験を積むためにもMS-Japanに登録して仕事を探そう。
「簿記3級ネット試験対応のオンライン講座4選!WEB通信講座で対策」の記事も読んでね!
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社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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