休職や退職を考えた。すぐに会社を辞めて自由を手に入れよう。もしくは転職活動を開始しよう!と思っても無計画に行動するのはおすすめしない。
休職と退職は後先考えずに実行すると後悔する。結論、休職と退職の前に就業規則を確認する。そして用意周到に実行する。これが鉄則。
この記事では休職と退職の注意点を書いた。貴女が損しないよう助言する。
休職や退職って言ってもよくわからないからとりあえず行動しがち。それだと自分が損するんだね。
休職退職前にやるべきこと!行動前に就業規則を確認。
休職でも退職でも就業規則を確認する。就業規則は社内のルールブックであり、就業規則を読まずに行動することは真っ暗闇をライトなしで進むようなもの。
まず、休職の場合は休職できる期間が書かれている。通常、勤務年数が多い従業員と役職者の休職期間が長く設定されている。私は3ヶ月が最大の休職期間だった。
病気や怪我で休職するなら診断書が必要。特に精神病の場合は心療内科への予約が必要。傷病手当金が貰えるなら手続きを開始しよう。
また、休職が開始されると年次有給休暇は使えない。休職後に退職するなら全部使っておこう。
傷病手当金についてはこちら。「傷病手当金の診断書は心療内科で貰う!雇用保険と2年以上の給付」
休職退職前にやるべきこと!損しない休職・復職時の心得。
病気や怪我での休職だけでなく、出産や育児で休職する人達もいる。休職したからと言って復職しなきゃいけないわけじゃない。
言い方は悪いが、休むだけ休んで退職するのもあり。その場合は傷病手当金とか育児休業給付とかの条件を満たした上で退職しよう。
また、病気や怪我での休職は社会保険の支払いが必要。収入がないのに休職や退職するのはおすすめしない。休職と復職は計画的に行動しよう。
復職(職場復帰)についてはこちら「復職するかしないか迷った時の考え方!職場復帰は楽じゃない」
国民年金を全額免除にする方法がこちら「国民年金の全額免除申請する方法!退職無職で厚生年金保険を脱退」
休職退職前にやるべきこと!損しない退職と手続き。
冒頭に書いたように退職時も就業規則を読む。退職の連絡は1ヶ月前とか決まってるから。アルバイトの場合は2週間前である事が多い。
上司や総務(人事)に退職届を提出すれば退職できる。
会社と関わりたくないなら退職代行サービスを使おう「退職代行サービスとは?簡単手続きで即日退職!ストレスからの開放」
退職時に健康保険証と制服を返却して終了。忘れると郵送となり、余計な出費が発生する。退職後も傷病手当金を受給するなら最終日に出勤するな。
退職するかしないかの判断はこちら「会社を辞めるか迷った時の対処法!退職する覚悟があるか判断する」
精神疾患がある状況ならこちら「精神病(うつ・不安障害)の休職と退職手続き、社会復帰方法」
休職退職前にやるべきこと!損しない雇用保険の手続き。
退職前に自分が雇用保険を受給できるかを確認。雇用保険は加入年数と年齢が高いほど給付を得られる。
自分がどれくらい貰えるのかわからずに退職するのは自爆行為。また、会社都合の退職と自己都合の退職では待遇が大きく異る。
解雇でもいいからできるだけ会社都合で退職すべき。当然、退職前に転職先が決まってるならその必要はない。
できるだけ会社都合で退職しよう。「雇用保険を最大限もらう方法!職業訓練や教育訓練給付でボロ儲け?」
長時間労働での退職についてはこちら「残業45時間はきついのか?3ヶ月連続で会社都合退職の失業給付」
休職退職前にやるべきこと!損しない社会保険と税金の手続き。
転職先が決まってるない状態で退職したなら雇用保険を受給する。自己都合で退職したら2ヶ月~3ヶ月の待機期間がある。それを念頭に置いた上で退職しよう。
会社都合での退職なら7日間の待機期間で済む。いかに早く離職票を手に入れ、ハローワーク(公共職業安定所)に行くかが勝利の鍵。
ハローワークに行くのが遅れれば雇用保険も貰う時期も遅くなる。必要なら国民年金を免除申請しと国民健康保険税の減額申請を行う。
社会保険の減額と免除についてはこちら「健康保険料税を減額し、国民年金を全額免除する方法!うつ病退職後」
無職生活の楽しみ方はこちら「無職の過ごし方と抜け出し方!37歳することがない時の楽しみ方」
休職退職前にやるべきこと!損しない住民税(町民税・県民税)
住民税(町民税・県民税)と国民健康保険税の納付書は6月末に届く。前年の収入で計算されるから高額な支払いに驚くだろう。
正社員で働いてたなら数十万円の出費になる。収入がないのにこの出費は痛い。もし、病気や怪我で退職したなら納付猶予される可能性がある。
市役所(町役場)に行って「払えない」と伝えよう。せっかくの傷病手当金で多額の住民税や国民健康保険税を払うのは何とも悲しい。
無職ですることがない時はこちら「無職時間の使い方!やることがないときの過ごし方と暇つぶし」
無職でブログ収入が欲しい時はこちら「無職休職中にブログ収入を得る方法!暇な時間をお金に変える」
休職退職前にやるべきこと!損しない社会保険と税金の手続き。
話をまとめると、休職でも退職でも就業規則を確認。休職するなら最大で休める期間を確認。
休職後に退職するなら年次有給休暇は全部使う。休職前に有給消化しよう。休職中は労働の義務がない為、有給を使えない。もちろん、退職後は使えない。
退職届を上司か、総務(人事)に提出する。病気や怪我での休職は健康保険と厚生年金の保険料を支払う。育児休業中は申請により免除。
休職後に復職するか、退職するかは自由。ただ、復職に失敗するとその後、傷病手当金が貰えないことも…。特に精神病で休職したなら復職はおすすめしない。
自己都合ではなく、会社都合で退職する。自分がどれくらい雇用保険を貰えるのかを把握する。退職後は国民健康保険と国民年金に加入する。
雇用保険受給資格者証があれば国民健康保険を減額申請できる。離職票があれば国民年金の全額免除申請ができる。また、申請が必ず通るとは限らない。
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社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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