SSD(ソリッドステートドライブ)はHDD(ハードディスク)より速い。これは誰でもわかるだろう。
電車と新幹線ぐらいの速度差がある。だから現代ではHDDからSSDにする人が多いのだ。
特にパソコンの起動時間が全然違う。起動に1分以上掛かってても10秒内に高速化される事も珍しくない。
そんなSSDは2種類ある。
M.2と2.5インチのSSDだ。M.2は専用のスロットが必要だが、2.5インチはパソコンに拡張したりノートパソコンのHDDと交換して使う。
SSD買うならM.2タイプを選択。
2.5インチタイプは旧式の技術で作られている。その為、速度に限界がある。
M.2(NVME)タイプは新技術で作られてるから限界がない。
値段は2.5インチより高いが、どうせ買うならM.2にした方が良い。
後からM.2にしとけば良かったと思ってもドライブの交換は簡単にできない。
なんたってOSの入ったCドライブだから。ノートパソコンでもHDDとM.2を併用できるから高速化と大容量化で一石二鳥だ。
M.2にも遅い(SATA)と高速の(NVME)がある。
M.2は板状の基盤でできている。パソコンメモリに似た奴だ。様々なメーカーがM.2を製造している。M.2にも低速と高速の2種類がある。見分け方は簡単。
切れ目が1つなのか2つなのか。(画像のはシリコンパワーのM.2)SP240GBSS3M55M28)である。
左側の金属部分に2つの切れ目(欠け)がある。2つ歯抜け状態になってるのは低速なやつ。M.2でも速度に限界があってこの欠けた部分が1つだと高速なM.2。
関連記事「シリコンパワーのSSDを保証期間中に交換した結果!最悪の結末」あり。
クルーシャルとシリコンパワーSSD比較。
様々なメーカーからSSDが発売されている。2.5インチのSSDとSATAのM.2はほとんど同じ。
速度に限界があるからどのSSDを買ってもそんなに変わらない。ただ、初めてHDDから変更した時にはその速さに驚く。
クルーシャルのSSD(CT500MX500SSD1)とシリコンパワーのSSD(SP240GBSS3M55M28)
速度を計測すると上の画像のようになる。読込速度も書き込み速度も500前後。これが2.5インチとSATAのM.2の限界。
クルーシャルとシリコンパワーM.2(NVME)比較。
今度は超高速のM.2を比較する。NVMEタイプのM.2は各メーカーにより、かなり性能が異なる。
既に書いたが、高速のM.2は右金属部分の欠けてる部分が1つ。
最近では500GBが1万円で買える。数年前に比べてかなり安くなった。
比較するのはクルーシャル(CT500P1SSD8JP)とシリコンパワー(SP512GBP34A80M28)だ。
どちらも発売時期はほぼ同じ。容量も値段も同じ。今回はクルーシャルをパソコンに、シリコンパワーをノートパソコンに付けて計測した。
シリコンパワー(SP512GBP34A80M28)の速度。
ノートパソコンで計測したからか、読込1700に書込み1500。
このシリコンパワー(SP512GBP34A80M28)は読み書き3000は出るM.2なので、パソコンで計測したら出るかも。
とは言え、1000以上になると体感ではわからない。ヘビーゲーマーとかユーチューバーでなければこれで充分。
最近はM.2を買う人が多く、Amazonで品切れになってる事が多い。
シリコンパワー(SP512GBP34A80M28)を買う時も入荷までだいぶ待たされた。
クルーシャル(CT500P1SSD8JP)の速度。
次はクルーシャル(CT500P1SSD8JP)を計測。その速度に期待したが、読込813、書込み720と低い。
ネットで調べるとUEFI(旧BIOS)で速度設定できると書いてあったので、探したがにその設定はなかった。
更に調べるとクルーシャルには専用ソフト「Crucial Storage Executive」を使う事。これを使うと速度が最大10倍になる。
詳しくは「クルーシャルのSSD(M.2)が遅い!そんな時はあの方法で10倍速にする」に書いた。
「ドスパラのレイトレックレビュー13世代Core搭載パソコン(raytrek 4CDE)」の記事も読んでね!
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
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