「行政書士は合格後も就転職できない資格!独立開業も金を捨てるだけ」の続き。
行政書士試験に合格したけど、求人がない。仕事探ししても採用されない。行政書士は意味ない資格だったのか?そんな貴女に助言する。
結論、行政書士は仕事も求人もない。でも行政書士で生計を立ててる人がいるのも事実。なので、この記事では行政書士で就職する方法を書いた。

行政書士は士業の中では容易な試験だから合格者が多い。しかも税理士のおまけ資格である。だから仕事探しは難しい。

法律家の登竜門と呼ばれる行政書士を取得すれば人生変わると思ってた。仕事も求人もない現実に驚いたよ。
行政書士の仕事探しは4つの方法がある。
- ハローワーク(公共職業安定所)
- 行政書士事務所のホームページ
- 友達や家族からの紹介
- 転職エージェント
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探しは困難?
士業はそれぞれの事務所で働くのが基本。税理士なら税理士事務所、社会保険労務士なら社労士事務所。当然、行政書士も行政書士事務所がある。
だが、ここで問題がある。税理士は多くの企業の給料計算・年末調整・確定申告があるからそれなりの従業員数が必要。だから求人が多く、採用されやすい。
しかし、行政書士は大量に従業員が必要ってことはない。だから自営業でやってる行政書士事務所の大半は1人~3人程度で運営している。
行政書士は仕事がない現実!求人ないから無駄な資格?
行政書士事務所は資格者本人のみ、もしくは夫婦で営業している。だから従業員が退職して求人を出すってことはない。なので、求人がないのは当たり前。
ごく稀に求人があっても事務未経験の人が採用されるわけがない。結局、行政書士が事務所で採用されるのは不可能なのだ。
だが、諦めるのはまだ早い。せっかく行政書士の資格があるのだからやれるだけのことはやってみよう。行政書士で食えるか食えないかは貴女しだい。
行政書士は仕事がない現実!行政書士事務所の求人探し。
行政書士が求人を見つける方法は4つある。
- ハローワーク(公共職業安定所)
- 行政書士事務所のホームページ
- 友達や家族からの紹介
- 転職エージェント
ハローワークはインターネット上からでも求人を探せる。わざわざ訪問する必要はない。都市部ならまだしも、地方で求人を見つけるのはとても難しい。
次に行政書士事務所のホームページ。稀に事務所のホームページに求人を出してることがある。
募集終了後もそのまま掲載されてることがあるものの、連絡する価値はある。なんたって、何もしなけりゃ行政書士の資格が無駄になる。
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探しの幅を広げる。
4つ目の方法は人からの紹介。友達や家族からの紹介があれば行政書士事務所で働きやすい。
また、就職するのに行政書士事務所にこだわる必要はない。弁護士事務所でもいいし、企業の法務部でも良い。
少しでも行政書士と関連性があるならやるべき。他士業や企業内部の法務を担当することで他者にないスキルが身に付く。
行政書士は仕事がない現実!未経験者が独立開業しても食えない。
行政書士の求人がないなら独立開業して食えないか?と思うかも知れない。結論、実務未経験者が行政書士で独立開業しても食えない。
開業してもお客さんは来ない。士業は他の士業と協力して仕事を遂行する。例えば税理士が労働基準法について尋ねられたら社会保険労務士に聴く。
社会保険労務士が相続税について尋ねられたら税理士に聴く。もしくは仕事を回す。士業はこの連携プレイが必要なのだ。
貴女が行政書士として開業しても「ぽつんと一軒家」になるだけ。誰も事務所の存在は知らないし、訪問しない。
事務所のホームページだけが頼みの綱(集客のかなめ)となる。
行政書士は仕事がない現実!独立開業資金と女性比率。
それどころか開業費用30万円と毎月の会費の支払いで苦しむことになる。収入がないのに出費だけが増える。ちなみに女性の行政書士はかなり少ない。
10人に1人くらいの割合。中小企業診断士と同じ男女比率だ。社会保険労務士の場合は10人に3人が女性である。士業の中で最も女性が多い。
男女関係なく行政書士の就職先は少ない。せっかく行政書士試験に合格したのに仕事も求人もない現実に唖然、呆然とするだろう。
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探しは転職エージェント。
でも諦めるのはまだ早い。最後の手段、転職エージェントがある。転職エージェントは貴女に合った仕事を無料で紹介してくれる会社。
登録しておけば担当者が求人をピックアップして紹介してくれる。すでに書いたように行政書士の仕事にこだわっちゃいけない。
どんな士業でも事務職でも良いから働くのが大事。選り好みしてたら行政書士は無駄な資格、食えない資格で終わる。
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探しは行動あるのみ。
転職エージェントはを使う。登録するのも利用するのも無料だ。
私も登録したが、これらの転職エージェントは行政書士の求人を抱えてる可能性が高い。
少なくともハローワークで求人を探したり、行政書士事務所のホームページをしらみつぶしに見てくより効率が良い。
ここで大事なのがの両方に登録すること。複数の転職エージェントに登録した方が求人を探しやすい。

転職エージェントを使わないなら行政書士として活躍するのは諦めよう。合格証を部屋に飾ってインテリアにするのだ。

ただでさえ行政書士の求人ないもんね…。使えるものは何でも使わなきゃ行政書士の資格が無駄になる。
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探し前に研修受講。
行政書士事務所にこだわりがない。取り敢えず事務の仕事を覚えたい。そう思う人もいるだろう。それならマイナビキャリレーションに登録しよう。
マイナビキャリレーションは事務の経験がない人に研修をさせて、就職させるのを目的とする。
事務の経験がないのに行政書士事務所の求人に応募しても結果は見えてる。なので、行政書士になる前にしっかり事務の仕事を覚えとく必要がある。
マイナビキャリレーションは20代女性限定の求人サイト。詳細はこちら「未経験で事務に転職する方法!26歳女性が無料研修で事務採用」
行政書士は仕事がない現実!求人ないから仕事探しは貴女しだい。
ここまで行政書士が求人を探す方法を4つ書いた。
- ハローワーク(公共職業安定所)
- 行政書士事務所のホームページ
- 友達や家族からの紹介
- 転職エージェント
行政書士の資格を活かして働くのは極めて困難。だが、ここまで記事を読んだ貴女ならできるはず。行動すれば道は開ける。
行政書士として成功できるかは転職エージェントの活用にかかっている。行政書士を無駄な資格にするか有用な資格にするかは貴女しだい。
・マイナビキャリレーション
の3つに登録すれば行政書士として働ける確率が上昇する。
最初はマイナビキャリレーションで事務の研修を受けつつ、
で求人を探すのが理想。
限られた時間での仕事探しは複数を同時進行で進める必要がある。
このまま何もせず、この記事から離脱したら貴女の行政書士としての活躍も閉ざされる。
転職エージェントに登録して行政書士として活躍しよう!
「行政書士と宅建士のダブルライセンスで稼ぐ!資格取得と不動産求人」の記事に続く。
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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