「地域おこし協力隊の面接は不合格?お試しインターン求人に応募する」の続き。
前回は地域おこし協力隊の募集を見て書類選考と面接するまでを書いた。
この記事では移住後の開業届と青色申告について書いた。
結論、開業freeeで開業届を提出し、マネーフォワードで青色申告する。
地域おこし協力隊の雇用契約なし(個人事業主・フリーランス)
地域おこし協力隊には雇用ありとなしがある。雇用ありだと公務員に準じた働き方になる。なので、副業できない。
だが、雇用なしだと個人事業主・フリーランスとして仕事をするようになる。
給料ではなく、報酬を得て地域おこし協力隊の活動をする。
WEBライター・デザイナー・動画編集等の副業もできる。
「雇用なし」の特徴は開業届を出して青色申告できること。
最大65万円控除はかなりの節税になる。
地域おこし協力隊の移住(部屋探し)空き家・アパート・マンション
無事に採用されたら現地に移住する。市町村から部屋が提供される場合と、自分で探す場合がある。
一軒家が提供されれば最高だ。周囲の音を気にせず快適に地域おこし協力隊ができる。
そもそも自分で部屋を探して賃貸契約を結ぶのは面倒だ。
なお、自分で借りた場合でもの市町村は5万円まで負担してくれる(市町村による)
移住後は開業届を提出する。雇用契約のない地域おこし協力隊は副業可能。
節税するなら青色申告が必要になる。最大65万円控除できるから開業届が必要だ。
開業届は開業freeeで出して、青色申告はマネーフォワードでする。
地域おこし協力隊は開業届と青色申告承認申請書を提出する。
開業freeeは登録すれば完全無料で利用できる。表示される項目を入力すれば開業届のできあがり。
そのまま電子申請で管轄の税務署に提出できる。
書類の正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」と「青色申告承認申請書」だ。
個人事業主・フリーランスは経費にできるからマネーフォワードで日常的に管理する。
そして、月から3月の間にマネーフォワードで青色申告する。
地域おこし協力隊は個人事業主・フリーランスとして活動する。
開業届は開業freeeで出して、青色申告はマネーフォワードでする。
青色申告するからには日々の取引を記録する必要がある。
じゃないと青色申告するときに出費や経費がごちゃまぜになる。
なので、クレジットカードを2枚用意し、仕事と日常生活で分ける。
楽天カードは2枚まで作れて、年会費無料。これで仕事と日常生活での取引を分けられる。
同じように銀行口座も私用と仕事用で分ける。これで青色申告の準備は完璧。
地域おこし協力隊になったら開業前の備品を経費にする。
開業届を出したらあなたは立派な個人事業主(フリーランス)
地域おこし協力隊をしながら自分の生活費を稼ごう。
稼いで貯金するには節税が必要。なので、経費を計上して節税する。
開業準備に購入した備品は経費になる。
俺の場合はブロガー兼ユーチューバーなので、以下の物が経費になる。
ノートパソコン・ゴープロ・動画編集ソフトなど。
会社員は自動で源泉徴収されるが、個人事業主は自分で経費を計上する。
地域おこし協力隊は国税庁の確定申告書等作成コーナーを使う。
毎年1月になったらマネーフォワードで書類作成する。
そして、国税庁の確定申告書等作成コーナーに送信すれば青色申告完了。
株式投資(投資信託)は証券会社から届くデータをアップロードするだけ。
マイナンバーカードがあれば自宅で完結。
税務署に行ったり、郵送する必要はない。
こんな簡単に青色申告できるのは良い時代だ。
「源泉徴収あり」にしてると即座に徴収されるが、「源泉徴収なし」にしてれば青色申告時に精算される。
基礎控除と障害者控除で75万円までの利益は税金が掛からない(無職・無収入の場合)
勤労学生控除もあるから、社会人でも通信制大学に通ってるなら利用すべき。
地域おこし協力隊は「雇用有り無し」どっちが良いのか?(労働契約)
ここまで地域おこし協力隊(個人事業主・フリーランス)としての青色申告について書いた。
だが、地域おこし協力隊の8割は「雇用あり」なので、労働者扱いになる。
労働者だと、経費とか青色申告とはあまり考えなくて良い。
俺は「雇用なし」だから個人事業主・フリーランスになってるだけ。
- 雇用ありだと副業できないが、雇用なしだと副業できる。
- 雇用ありだと労災・雇用・健康保険と厚生年金保険がある(社会保険完備)
- 雇用なしだと国民健康保険と国民年金になる。
- 雇用なしだと個人事業主・フリーランスなので、経費にできる。
大半の人は「雇用あり」の方が手厚い保険で生活しやすい。
地域おこし協力隊は3年間で稼ぐ力を身に付ける。
雇用なしの場合は雇用保険がない。なので、3年間の任期満了後は収入がない。
そうならぬよう3年以内に稼げる力を身に付けなきゃならない。
雇用保険があれば任期後も収入を得られるけどな。まあ雇用保険に期待しちゃいけない。
雇用保険があろうとなかろうと、自分で稼ぐ力を身に付けるのが大事。
雇われるだけが全てじゃない。
自分で道を切り開く個人事業主(フリーランス)魅力的な働き方だ。
そのためにも開業freeeで開業届を提出し、マネーフォワードで青色申告するんだぞ!
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「独身サラリーマンの節税対策!ふるさと納税のやり方は?具体例を紹介」
「伊豆市地域おこし協力隊に着任!移住してジオガイド養成講座受講?」の記事に続く。
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー2級技能士
キャリアアドバイザーとして資格と転職について助言している。女性からのLINE(労働・人生)相談が多い。
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