精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療の県外引越しについて書いた。
実体験だが、引越しと更新はかなりの時間がかかる。
単純な住所変更ではないのだ。
なお、この記事はあくまで私の体験談を書いたものである。
精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療の県外引越し！更新に２ヶ月
他県から引っ越して自立支援医療の手続きに行った（市役所）
転出前にマイナンバーカードで手続きすれば転入届の手続きだけすれば良い。
（国民健康保険証はその場で作成された）
その後、いくら待っても自立支援医療の通知が来ない。
手続き時、市役所の職員がおろおろしてたので、きっと「手続きを間違えたんだな」と思った。
通常、自立支援医療の手続は２ヶ月で終わる。３ヶ月以上も無反応なのはあり得ない。
また市役所に行って手続きのわかってない市役所と対面するのは時間の無駄なので放置してた。
そしたら案の定、手続きが適正でなかったので、書類を書いて送って欲しいと連絡が来た。
なお、引っ越す前に年金手帳と雇用保険番号を知っておくと安心だ。
まあ年金はマイナンバーカードを通じて年金事務所で住所変更するが（手続き不要）
自立支援医療は毎年更新が必要だが、診断書不要の年がある。
その後、２ヶ月が経過する頃に自立支援医療の結果が届いた。
結果と行っても今年は診断書なしで、更新できるので収入面だけが審査される。
なので、自立支援医療が更新されるのは当たり前だった。
県外から引っ越して自立支援医療を更新するのに５ヶ月もかかったぜ！
市役所の職員は担当の手続きをくらいはマスターしようぜ。
そもそも自立支援医療を使うかは微妙なんだよな。だって２年に１回は診断書が必要。
診断書の発行に１万円が必要。いくら医療費が１割になっても総合的な出費はあまり変わらないのだ。
自立支援医療は県外の精神科・心療内科・調剤薬局を登録できる。
自立支援医療は通院先と調剤薬局での支払いが１割になる。だから病院と薬局の２ヶ所を登録する。
この病院と薬局は他県でも構わない。例えば、長崎県に住んでても福岡県の病院と薬局を登録できる。
（他県で登録しても病院や市役所に何も言われなかった）
実家の病院に通院したり、二拠点生活してる人は登録場所をよく考えるべき。
必ずしも病院から紹介された薬局でなくていいし、他県でも構わない。
処方箋があればどこの調剤薬局でも薬は準備される。
精神障害者保健福祉手帳の県外引越し！新手帳とミライロの使い分け。
精神障害者保健福祉手帳も住所を変更した。
住所変更すれば引越し前の手帳をそのまま使える。
だが、自立支援医療の結果と共に新しい精神障害者保健福祉手帳も届いた。
精神障害者保健福祉手帳は都道府県によって異なる。まだ少数派だが、カード化されてる都道府県もある。
自立支援医療も紙の大きさが違かったりする。手帳も自立支援も小さい方が持ち運びしやすい。
まあスマホアプリ、ミライロもあるけど、起動までに時間がかかる（パスワードも必要だし）
更に博物館や美術館の受付が年配の人だと精神障害者保健福祉手帳と認識されないこともある。
精神障害者保健福祉手帳でJRの普通乗車券が半額に！１種と２種
引越し後の精神障害者保健福祉手帳は引越し前の手帳より小さくなった。
当然、精神障害者保健福祉手帳のケースも新しくなった。
手帳に「第二種」と書いてあるので、JRの電車で割引を受けられる。
※第一種は障害等級１級、第二種は２・３級である。
安くなるだけでなく、えきねっとでも買えるのでかなり助かる。
これで片道１００km以上の普通乗車券が半額になる。
しかし、写真がないので、このままでは割引にならない。後日、市役所に写真と手帳を持参する。
精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療の県外引越し！住所変更手続き
こうして精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療の住所変更が終わった。
- 他県からの引越し手続きは市役所の職員も知らないことがある
- 他県の病院（心療内科）と調剤薬局を登録できる
- 自立支援医療は診断書と医療費の出費を比較すること（俺はあんまり変わらない）
- 都道府県によって精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療の様式（デザイン）が異なる。
- 写真が貼ってあり「第一種」「第二種」の記載があればJRの割引を受けれる（要確認）
自立支援医療はともかく、精神障害者保健福祉手帳は割と使う。美術館・博物館・動物園・駐車場・入浴料の割引等。
そうでなくとも所得税２７万円控除は大きい（確定申告）
なので、精神障害者保健福祉手帳だけはしっかり更新しようぜ！
てか、障害厚生年金の更新もあるんだよな。次回は障害厚生年金の更新について書く。
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